9月7日、0時35分
私の祖父が天国に旅立っていきました。
映像のお仕事から帰ってきて眠くなって寝転んでいたところに、マミーから急いで病院に行くよって言われて車に乗り込み病院に急行。
着いた頃には、もう…息を引き取っていました。
とても冷たい手を取り、自分の手で暖めながら、泣いて、泣いて…声も出ない…言葉が出ない…。
立っていられなくて、泣き疲れて、それでも涙と鼻水は止まらなくて…
でもまだ手は固まってはいなくて、今さっき逝ったよってお婆ちゃんに言われて、
つい3日前まで、体は動かし辛くても、爪切り取ってとか、手を綺麗にしたい、水が飲みたいとか、今日もお仕事か?とか言ってたのに。。。
今月になってから、危ないとは聞いていて、バイト先が近かったから休憩時間とか、バイトの前にお見舞いに顔は出していたけれど、もっとたくさん話せば良かった…
じいちゃんの過ごした最後の方の時間で、自分は何かしてあげられただろうか。
考えても私では、答えは見つからなかった。
じいちゃんは、とても亭主関白。
あと、イタズラ好きw
小さい頃は、足の指を器用に使ってあたしをつねってきたり、虫でびっくりさせてきたり、幼い頃は、とってもいじわる〜!!って思うじいちゃんでした。
私の服装にも細かくチェックしてきて、変だ!とか言ってたまに少し喧嘩になったりもあったなぁ。
私がバイトや学校で帰りが遅くなって、駅から近いから今日はそっちに泊まりに行くねって連絡して、深夜にあたしが帰ると玄関で『遅いな今帰ったのか。危ないんだから早めに帰ってきなさい』って文句をいい、早く寝なさいって言って自分の部屋に入っていくというのがお決まり。
当時はどんなに静かに入ってもバレて文句を言われるから、泊まりに行くのが嫌になったこともあったけれど、
本当は私の事を凄く心配してくれて、夜眠いのに私の帰りを待っていてくれて…本当に優しいじいちゃんでした。
病院に入院してから痩せこけていくじいちゃんを見て、何回も泣きそうになるのを堪えて、早く退院してご飯食べにいきたいね〜お散歩したいね〜なんて話してたのに…。
最後は、肝臓、腎臓の機能が完全に停止してしまって亡くなってしまったらしいです。
癌の進行が老人にしては速すぎて、なんで?って思ったけど、強い薬を使って髪の毛がなくなる治療まではいかなかったから、大変だったけれど、最後の最後まで辛い思いをしなくて良かったんじゃないかななんて思いました。
9月7日0時35分に家族みんなで、死亡確認をしました。
じいちゃん、小さな頃から今まで、たくさん心配かけてごめんなさい。
まだセミプロで、職業には就いていないけれど、私が描く何者かに絶対になるから!!
お仕事頑張るからね。
あと、一度も彼氏だとかを報告できなくてごめんなさい。結婚とかできてたら喜んでくれたかな…
でも、出来なかったものは悔やんでも仕方がない!!
お墓参りで、これからたくさんの事を報告できるように頑張ります。
本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈り致します。
安らかに、おやすみなさい。
さつき